☆素直な気持ちで☆彡

今日は高校の先生から聞いたお話を・・・

その先生は、
今までに、担任の生徒が、二人も自殺してしまった経験をお持ちだった。

そのときに自分の無力さを感じられたそうだ。
自分には生徒の抱えた悩みを分ってあげることが出来なかったと・・・。

今は、通信制高校の教師として5年目だそうです。
通信制には、高校へ色々な事情で通えなくなってしまった生徒が沢山集まっています。
どうして今、こんなにも高校を中退してしまう生徒が増えてしまったのか。
ここ１０年どんどん増えているそうです。

でも、普通に高校を3年で卒業し、大学に行き、就職した人でも、就職した後に、今自分はどうしてこんなことをしているのだろう？とその時に思う人もいる。

今、通信制の高校生である今、悩み苦しみ、
そして、5年以上掛けて自分らしさを自分で見つけ、自分のやりたいことを探す。
急ぐことは無い。と・・・。

今の子どもたちは恵まれすぎていて、
親の考えを自分の考えと思い、そのまま学校を卒業する。
親が手を出し口を出し自主性を奪ってしまうことが多いんだと・・・。
そんな生徒が多いと・・・。

親から、周りから与えられることが多すぎる。

おなかすいたでしょ、のどがかわいたでしょ。
これを着なさい。どうしろこうしろと・・・。
これは駄目、あれは駄目、こうしたほうがいい。
そんなことはしないほうがいい。
と・・・。
自分で何も考えなくても、親の言うとおりにしていれば間違いないと・・・。
それで自分で考えると言うことをしなくなってしまう・・・。
自分ひとりでは何も決められなくなると・・・。


でも、私はこれには反論したい。
子どもに、こうしろああしろと進路に口を出したことは一度も無いからだ。
あなたの人生はあなたのもの。
実際長女も次女も進路は自分で決めてきた。

もちろん三女も・・・。
少ない選択肢の中で決めざるを得なかったともいえるが、
これから、まだこれから先も自分で決めていくであろう。
三女は自分の事だから、自分で決めるといつも言う。
母親の私は彼女の言うことを信じるしかない。
それでいいと思っている。

それは、間違っているかもしれない。
でも、間違っていても人生いくらでもやり直すことが出来る。
いくつになっても・・・。
遅いこともないし、無駄なことも無い。
1年2年、人より遅れても大した事では無い。
その人にとってそれは必要で、大切な時間だと思うから。

人として生きていくうえで必要なことをこれからも身につけていけるように・・・。